この文章は、「#未来のためにできること」というテーマ企画にのって作成したものです。
「なんでこの道を選んじゃったんだろう。」ふとそんな風に思うことがある。今の生活はとても充実していて、この道を選んでよかったと思っている自分がいる一方で、「果てしねぇ。」「得意なことを伸ばせばいいじゃん。」と、たまに口から出ない形で言葉となる。
私がトレーナーと管理栄養士という道を選んだ理由は、部活動にある。高校の部活動で身体と心のバランスが崩れた。崩れはじめた頃なんとかして立て直し、成果につなげようとした。自主的なトレーニング、食事管理。その立て直す行為がさらにバランスを崩す原因となった。
部活動でうまくいかなかったという経験から選んだ道は、部活動の環境を変えたいという想いからだったが、今となっては現場ではなく、マネジメントやマーケティングから変えるサポートをする方が向いていたように思う。
学校の教科でいえば数学と美術が好きだった。多分これがやりたいことのピースになるものだったと思う。ただ、当時の自分は『できないこと』にとても目を向ける人間で、部活動ではその『できないこと』をたくさん見つけた。今ほどコーチングやHSP気質といったメンタル面のことが一般化されておらず、周りの言葉や環境がより『できないこと』の輪郭をはっきりさせていた。そのおかげで今の道を選んで進むこととなった。
「他にやりたいこと、あった気がする。」おそらく、部活動の記憶が楽しいでいっぱいだったならば、私は『他』を選んでいただろう。でも、経験したことは消えないし、高校2年生から進み続けている道を歩み続けたいとも思う。
現在、部活動は2025年度までに、地域移行が進められている。自治体ごとに特色があり、それぞれ課題や進行状況が異なる。
スポーツ庁
今の私ができることは、トレーニングや栄養の知識を伝えていくことくらい。これはツールに過ぎないと思っている。私の選んだ道は、部活動でスポーツができてよかったと思える環境づくり。「楽しかった。」「がんばりがつながった。」そんなそれぞれにとっての『よかった』をサポートしたい。
選び歩んでいる道はこれからも歩みたい。だけど、どう歩を進めるかはいくらでも変えていいと私は思う。
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