『食べる目標を立てて行動する』vs『食べない目標を立てて行動する』
どちらが簡単に感じますか?
これはゴールが何かによって感じ方が違います。
ダイエットをして、脂肪を減らしたい人からすると前者の方が簡単に感じやすいです。
逆に、なかなか太れなくて、筋肉や脂肪を増やしたい人からすると後者の方が簡単に感じやすいです。
今回は、ダイエットを考えている人を対象に書いていきます。
みなさんは、「明日から食べない!」と決意されたことがありますか?
そして、その決意を継続できたことがありますか?
多くの方が「NO!」というのではないでしょうか?
ダイエットをする際に、食べ過ぎているものを制限することは必要なことです。
しかし、できないから困っているのですよね。
できない理由はいろいろあります。
・食べることが習慣になっている
・友人とついつい食べてしまう
・自分に必要な量がわからない
・過度なストレス
・栄養素の偏り
など他にもたくさんあります。
習慣になっている方やついつい食べてしまう方は、習慣化までの期間、『食べない目標』が必要な方もおられます。
肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などのたんぱく質の多い食材をしっかり食べるようにすることで、食事の満足度が高まります。
食べない意識をするよりも、たんぱく質食材を食べる意識をする方が習慣化までの期間が楽になります。
必要な量がわからない方は、【1日に必要な栄養素 計算】のように検索すれば、体重や身長に応じた計算ができるページがありますし、無料の食事管理アプリで知る方法もあります。
また、定期的に体重を測定すれば、大幅に増えていれば食べ過ぎ、減っていれば制限しすぎという判断ができます。
1か月に体重の5%以上減るようなダイエットはおすすめしません。
過度なストレスを抱えられている方には、『食べる目標』をお伝えすることが多いです。
ストレスの要因が複数あったり、1つのストレスレベルが非常に高かったりする場合は、なかなか目標を行動に移しづらいです。
まずは、ストレスの原因を減らすことが最優先ですが、食事の目標をとり入れたいのであれば、「朝からたんぱく質の多い食事をしっかりとる。」「ストレスや疲労回復に効果が期待できる、ビタミンやミネラルを豊富に含む食事にする。」といった食べる方に意識を向けたいです。
具体的には、「朝にゆで卵とヨーグルトを食べる。」「野菜や海藻が入った献立にする。」このような感じです。
栄養素の偏りがある方は、「あまり食べていないのに痩せない。」ということに悩まれている方が多いです。
栄養素にはそれぞれ役割があり、食事でおなかが満たされればOKというわけではありません。
糖質や脂質は体のエネルギー源、たんぱく質は体をつくることが主な働きです。
しかし、この3つの栄養素だけでは働きを全うすることができません。
ビタミンやミネラル、食物繊維といった他の栄養素がそろうことでスムーズに働くことができます。
スムーズに働けない状況が続くと、体調不良や体脂肪の蓄積、活力の低下などにつながります。
まずは、「野菜や海藻、大豆製品を1日の食事にとり入れる。」ことから行動してみてはいかがでしょうか?
食べないこと=ダイエットというイメージが一般的なのかもしれません。
しかし、ダイエットは食べないだけで上手くわけではありません。
どうせ食習慣を変えるのであれば、必要なものを『食べる目標』で行動し、自然と『食べない食品』が増えるようにしたいです。
階段を一歩一歩昇るように、少しずつでも継続して、良い方に歩めるといいですね。
私は、そんな寄りそったサポートをしたいです。
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