私の主な活動は、トレーニングのサポートと栄養のサポートです。
一般的には『指導』と表現されるの方が多いです。
私はあえて『サポート』と表現するようにしています。
『指導』とは、ある目的に向かって教え導くことというような意味の言葉です。
ただ、私のイメージとしては『教え』の方が強い言葉のように思います。
ティーチング(教える・指示)とコーチング(導く・傾聴)のどちらも表現できる言葉の『指導』は私の考え方には合わないことが多いため、サポート(支える・支援)という言葉を選んでいます。
言葉の持つ意味は、それぞれの認識や感覚のズレがあることが多く、受け取る側に伝わりやすい言葉選択をするため、選択が変わることもありますが、私の言葉として書かせていただこうと思います。
だいぶ前置きが長くなりましたが、今回のテーマは『サポートしているようで、されている。』です。
トレーニングや栄養という分野において、持っている知識や経験を伝える、いわゆる『サポートする側』の立場で人と関わる時間は年々増えています。
まだまだ力不足とはいえ、その時間の増加とともに知識や経験の面で、サポートの力は大きくなっているのかもしれません。
ただ、いつからか書き続けている日記には、サポートする側の立場で、いただいた思考や意欲、反省などが記されています。
私は、そういった行動の原動力のようなものを導き出していただいたり、支援していただいたりしていることを改めて考えさせられました。
トレーニングのお客様からは、『行動』『共感』『応援』。
栄養サポートのお客様からは、『受容』『素直』『記録』。
スクールの子どもたちからは、『変化』『表現』『熱中』。
セミナー受講者の方々からは、『傾聴』『思索』『学習』。
企業やグループの方々からは、『尊重』『明確』『遂行』。
パッと浮かんだ言葉だけでも、そのときの自分になかったものが引き出され記憶として残っています。
私が高校から考えている夢は、自分だけの力では今立っているところにも到達していなかったでしょう。
自分以外の力の大きな要素には、いわゆる『サポートされる側』の方々の存在があります。
「動きの安定感がありますね。」
ー「トレーニングを積み重ねよう。」
「どんな食事をされてますか?」
ー「偽りなく伝えられる状態でいよう。」
「今日も楽しかった!」
ー「明るくあれるようにコンディションを維持しよう。」
「水分補給のポイントは何ですか?」
ー「わかりやすく伝えられるように知識を深めよう。」
「改善傾向の割合が上がりました。」
ー「目的を明確にし、結果を出そう。」
『サポートする側』として関わっているようで、行動の原動力において、だいたい私は『サポートされる側』です。
やはり、とてもラッキーな職に就いたなと思います。
という文章でした。
皆様いつもありがとうございます。
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