『知識 とは』で検索をすると、知ること、認識・理解すること、ある事柄に対する明確な意識と判断、ある事柄について知っている内容などたくさんの検索結果が表示されます。
普段何気なく使っている言葉を改めて調べてみると、とても難しい言葉のように感じてしまいます。
今回は『知識』という言葉自体のことをお話しするのではなく、なぜ知識が必要で、学ぶものとされているのかをお話ししていこうと思います。
このテーマが思い浮かんだ理由は、ある本がきっかけでした。
今(2022/11/12時点)Amazonのprime登録をしていれば読むことのできる本で、『人生の教養が身につく名言集』という出口治明著の本を何気なしに読みました。
本の中では、本は熟読するものだと言われていますが、熟読までできている気はしません。
しかし、学生時代は数学が好きで得意科目でもあり、歴史科目は避けて通ってきた私ですら、歴史に興味・関心を持てる本でした。
学び、知識の本棚が自分の中に増えることで、さらに新しい知識がおもしろくなる連鎖が起こることが伝わってきました。
名言を目にすることで日々の気持ちにスパイスが加わり、自身の行動にも影響するかな。くらいの軽い感覚で読みだした私としては、思っていたスパイスとは違った驚きがありました。
この本を読んでいる途中で、例として出されていた事柄が辞書で別の調べものをしていた際にその事柄が出てきたという出来事がありました。
そういったことは日々誰しも起こっている出来事だと思います。
例えば、テレビでコンビニスイーツの特集をしていて、翌日コンビニに立ち寄ったとき同じものを見つけるとします。
知識として頭に少しでもあることで、初見とは違った解釈・感情が生まれるのではないでしょうか。
頭の知識の本棚が学ぶことで増え、日々の選択肢に影響を与えます。
身体にとって必要な栄養素が多い食材は何なのか。
身体にとって必要なエネルギー量(kcal)はどのくらいなのか。
どのような食品にどのような添加物が含まれているのか。
身体を想う状態にするにはどのようなトレーニングが必要なのか。
そんな知識が自分の頭の知識の本棚にあったらいかがでしょうか。
私は、本棚にいくつか存在することで日々の選択が大きく変わっています。
トレーナーであり管理栄養士でもあり、という立場の影響力は非常に強くありますが、知識があるということは選ぶ余地があるということです。
知識がなければ、その選択肢があることすら思い浮かべられません。
そして、ビジネスにおいても私生活においても提案できる事柄は、頭の知識の本棚にあること・ある組み合わせ以上は存在しえません。
「人は皆学ばなければならない。」というつもりはありませんが、自分に対してかけたい言葉は、「学ぶことでもっとおもしろくなるぞ。」です。
知識とは、日々の生活で見える世界を広く、異なる角度・彩度で見せてくれるアイテムだと私は考えてみました。
私はこんな風に考えていますが、それぞれの価値観で楽しいと感じられる瞬間がありながら生きられたら、何でもありだと思います。
ちょくちょく書いているやつですね。
「好きに生きよう。」
追記:図書館を利用した際に、書道の展示で今回のテーマに関連するものがありました。考えを巡らせたものと関連するものを目にすると文字が変わって見えてきますね。
▼Pomu official channel▼
Website:
Instagram:
Online salon: BaStep
Podcasts: なにも得られない15分
Kommentarer