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執筆者の写真Narumi

食生活とアレルギー


食物アレルギーに関するセミナーを受講しました。




私自身、大人になってからカニが原因となりアナフィラキシーショック症状に見舞われました。


子どもの頃から食べられない食材は特になかったものの、中学生くらいからお寿司屋さんの帰りは喉の違和感があったり、腹痛や喘息のような症状になったりと、今思えばアレルギー症状は現れていました。


大事になるまで気づかない、よく言えば心配しすぎない性格です。

自分のこと限定ですが。




近年アレルギー症状の件数は、世界的に増えているようです。



日本の場合、食物アレルギーの中では、「ナッツ類(木の実類)」が原因物質となっているアレルギー患者は急増しているようです。

要因の一つとして糖質制限や健康食材の流行りからナッツの需要が高まったことが考えられます。

飲食店では海外産の安価なナッツを利用している場合が多いですし、一般の消費者も簡単にインターネットから注文することができる現代です。


食生活の変化や食の流通の変化もアレルギー患者数に影響を与えているようです。



私の場合はアナフィラキシーショック症状で、粘膜の腫れから呼吸が難しくなったり、視覚・嗅覚・聴覚が低下したりする症状と腹痛や吐き気があったように記憶しています。


顔が腫れていたので、別人のような顔になっていました。


たまたま実家にいるときにそのような状態になったので、私よりも家族がすごい表情で私を見ていた気がします。



アレルゲンとなるものを避けていても、食事の中に混入してしまっている場合もあります。

その頃、海外に行く予定がありましたので、何かあってもスムーズに対処できるように「エピペン®」という自分でうてる注射を処方していただきました。

かれこれ4年?5年?ほどいつも持ち歩いています。


アレルギー症状は、人によってさまざまな形で現れます。


個人個人で摂取可能な量も違います。

そして、同じ人であっても食材の状態や商品メーカー、調理方法、自身の体調などにより変わります。


自分自身や周りの身近な人、保育園・幼稚園や学校など、調理や食事提供に関わる人だけでなく、食事の際近くにいる人間が対処の方法を知っておくことで救える命があります。



AEDを利用した応急救護の講習があるように、アレルギーに関する講習も増えていく必要があるのかもしれませんね。


自分事ということもあり、セミナーを受講中の感覚はいつもと少し違ったものとなりました。




下記サイトに詳しく掲載されています。

食物アレルギーについてや対応レシピなどの情報を見ることができますので、家族の食事でお困りの方は参考にいかがでしょうか。






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