目や耳、鼻などの器官を通じて、外からの情報を感じとる視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つを五感として区分されています。
この五感は体の状態によっても受け取る情報量に差がありますが、今回は心の状態によって生じる受け取る情報量の差について考えてみます。
この写真は朝のランニングの際に撮影しました。
空の色や雲の形、空気の温度などこの季節になるととても気持ちよく感じられます。
20代の多くの期間、私は朝走ってきました。
30代に入った今もそれは変わりません。
私が走る理由は2つです。
1つは人に伝える立場の人間として、誠実でありたいという思いからです。
トレーニングや栄養のサポートの際に、運動量を増やしていただかなければならない方やハードなトレーニングが必要な方などもおられます。
そんな方々に対して、知識や技術・過去の経験だけで伝えることにどこかしっくりこない感覚が生じます。
この感覚はもっと歴を重ねていけば変わっていくのかなとも考えていますが、そこから7年は経過しました。
もう1つは頭をリセットするためです。
なにか考えごとをしているときに息が苦しくなるくらい走ると、その考えごとから一度離れざる負えなくなります。
「走るのめっちゃ得意!」というわけではないので、考えごとよりも呼吸です。
知識として持っている科学的根拠のあるメリットもたくさんありますが、そういったメリットについては今回割愛させていただきます。
今回のテーマの「感覚のうつわ」は朝走っているときに考えました。
だいたい同じ時間帯や距離、速度、ルートを走っていても、見える景色や感じ方は日によって違って感じられます。
それは環境的要因だけでなく、内発的要因が関係していると思います。
気分が高揚しているときは、空が青くはっきり見えたり、気づかなかった植物の存在に気づいたり、受け入れられる情報量が増え、
気分が沈着しているときは、風景が平面的に映り、数秒後に踏むであろう道路を眺め、最小限の情報量で走り終えます。
どちらも自身にとっては必要な時間ですが、心の状態によって入力が大幅に変化する感覚があります。
「感覚のうつわ」
受け入れられる状態だけが善というわけではないと思います。
それでも、受け入れられる状態にある心の余白を持っていられたら、世界の見え方は変わるのかもしれませんね。
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