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執筆者の写真Narumi

太陽が身体に与える影響


2021年は前年の同じ時期に比べ、熱中症の救急搬送人数が全国的に多いです。


熱中症対策のセミナーをさせていただくことも多く、熱中症関連の悲しいニュースを目にするたびにもっと伝えていく必要があるなと感じています。


熱中症情報



先ほどジムから駅まで歩いて戻ってきました。

歩行時間としては60分程度ですが、服の上からでも日焼けするほど日差しが強かったです。



太陽の光は、気温の上昇や日焼け、肌の老化の原因、眼精疲労の原因などのあまり嬉しくない影響もありますが、体内時計のリセットやビタミンDの生成、睡眠や精神への影響など必要な要素でもあります。


今回はその中のビタミンDとの影響についてです。



環境省では紫外線の身体への影響や対策をマニュアルにしたものがあります。

その一部に下記のような内容が記載されています。


日本では近年、特に乳幼児のビタミンD欠乏症が増加しており、高度のO脚や、けいれんで外来に受診する乳幼児が急増しています。日焼けを避ける若年女性が増えたことがあり、妊婦さんがビタミンD欠乏状態にあり、元々骨量の少ない赤ちゃん が多いうえに、完全母乳栄養やアトピー性皮膚炎に対する除去食、生後の日光浴不足が重なることがリスク要因と考えられています。




こちらにあるように、ビタミンDの不足は幼児のくる病や骨粗鬆症などカルシウム吸収への影響から骨に関わる身体の不調や病気につながります。

また、血中濃度の低下からけいれんやスポーツパフォーマンスにも関わる栄養素です。


とはいえ、紫外線による身体への喜ばしくない影響やアレルギー症状がでてしまう方もおられますので、太陽の光だけでなく魚介類やきのこ類などのビタミンDが多い食材を意識的に摂ることや食事から摂り切れない場合は専門家への相談のもとサプリメントの利用も検討する必要があります。




先日鍼灸院に行った際に、眼精疲労の話をしたところ移動中のサングラスの着用を薦められ、車内ではつけるようにしているのですが、まぁ~似合わない。

海外の日差しが強い地域に行った際購入した、NIKEのスポーツ仕様のものなので、サングラス自体はおしゃれなんですがね。


夏は始まったばかりです。

熱中症!紫外線対策!

意識して自分の身体の負担を減らしてあげましょう。




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