トレーニングをすることによって、身体は何らかの影響を受けます。
その変化はトレーニングを行ってすぐに起こる身体の反応と、継続することで起こる身体の変化があります。
また、トレーニングは目的によってさまざまなものがあり、
○○ = 「こうなります。」とは言えませんが、今回は2つ大枠のトレーニングを継続的に続けることで得られる身体の変化についてお伝えします。
1つはレジスタンストレーニングです。
レジスタンスとは抵抗という意味があり、スクワットや腕立て伏せ、バーベルやダンベルを使ったエクササイズなどの筋肉へ負荷をかけながら行うトレーニングです。
もう1つは有酸素トレーニングです。
こちらはランニングやウォーキング、水泳、バイクなどの長時間継続して行うトレーニングです。
「呼吸をしながらするトレーニングだから有酸素なんでしょ?」
これは、実は正確ではありませんが、今回は触れずに進みます。
まずはレジスタンストレーニングについてです。
種目や負荷、回数、セット数、休息時間、トレーニング頻度など様々な選択でプログラムは構成されます。
プログラムを適切に継続していくことで、
・筋力や筋パワー、筋持久力などのパフォーマンス向上
・筋の肥大
・除脂肪量の増加
・体脂肪率の低下
・骨密度(または骨ミネラル含有量)の増加 etc.
多くのメリットがあります。
他の影響やなぜこうなるのかの点もまだまだありますが、
「ボディメイクする人や競技者のためのトレーニングでしょ?」
という印象は変わったのではないでしょうか?
高血圧や糖尿病、関節炎など注意が必要な場合もありますが、健康寿命を延ばすという意味でも無理のない範囲からとり入れていきたいですね。
自身の身体の動きや自分に合ったプログラムというのはわかりにくいものです。
わからないまま行うトレーニングは効果的に働かない場合や関節を痛める原因になる場合もあります。
最初はお近くのパーソナルトレーナーやオンラインでサポートしている方などの力を借りてみてはいかがでしょうか?
次は有酸素トレーニングについてです。
有酸素トレーニングの方が身近に感じる方も多いのではないでしょうか?
先ほどお伝えしたレジスタンストレーニングを軽い負荷でゆっくりたくさんやった場合もこちらのトレーニングと類似する結果となるものもあります。
有酸素トレーニングは継続的に行うことで、
・血液・血管系機能の改善
・呼吸器機能の向上
・体脂肪量の減少
・安静時血圧の低下
・持久力の向上 etc.
多くのメリットがあります。
レジスタンストレーニング同様、他の影響やなぜのところはまだまだあります。
健康面でいうと、慢性的な内臓系疾患や身体的障害に有益な影響を与えたり、精神面でも精神の安定や幸せを感じやすくなったりというメリットも期待されます。
1日は24時間で、そのうち使える時間は限られています。
どんなトレーニングをするのか、
いつやるのか、
どこでやるのか、、、
ここでも選択はたくさんありますね。
とりあえず、スケジュールにほかの予定と同じように組み込んでみてはいかがでしょうか?
私は運動からたくさんのものをもらって生きているので、心からおすすめするとともに、競技者でない限りは、なにかと比べてやりすぎたり、自分をあきらめてしまったりしないでほしいと思います。
参考文献:NSCA決定版ストレングス&コンディショニング第4版
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