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執筆者の写真Narumi

タノシイとラク

楽しいと楽。

この漢字を利用して書くことが多いですかね。


「楽しい」

愉快な、喜ばしい、などの意味の表現。

満ち足りていて、愉快な気持ちである。


「楽」

心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと。

たやすいこと。簡単なこと。



『「どっちが楽しいか」で決めなさい』という漫画のひとコマを思い出しました。

宇宙兄弟のシャロンさんの言葉です。


今回のテーマに「楽しい」と「楽」を出した理由は、お客様からある相談をいただいたからです。

「頑張りたいと思っているのに頑張れない日々が続いている」という内容でした。


頑張ること=善?

楽すること=悪?


楽をすることは悪ではなく、必要な場合もたくさんあります。



私は学生時代、

自身に対して「頑張ろ」という言葉を投げかけることも、

誰かに対して「頑張れ」という言葉を伝えることもできない時期がありました。


それは「頑張ること」は無理をするというイメージがあったからだと思います。

もともとは習字の時間に好きな言葉として書くほどだった言葉でした。


たいして頑張ったと言えるほどの経験はない気がしますがね(笑)




人はただ頑張るのはずっと続けられないのだと思います。

自身が楽しいと感じられる方に進むための「頑張る」であれば、それは「頑張る」とはまた違った言葉のように感じています。


100%で走り続けるだけでは思うところに近づく前に燃料が切れてしまうかもしれません。

30%のときがあって90%のときがあって、途中で成長して120%を出せるタイミングがくるかもしれません。


それぞれが楽しいと思える方に進んでいる限り、それぞれのペースで変化していけると私は思います。



ただし、今回のテーマである「楽しい」と「楽」は錯覚してしまうときがあると考えています。


例えば、時間の使い方です。

今この瞬間に何となく見た動画は見ているときは「楽しい」と感じるもの。

その動画を見終わったとき、その先に待っている「楽しいと思える方」に近づけているのか。

頑張りたいことまで手が伸びず手軽に感じられる「楽しい」は半年、1年、5年先の自分の「楽しい」なのか「楽」なのかどちらなのでしょうか。


口にするもの。

身体を動かすこと。

たくさんのものにあてはまる問いですね。



ブログを書いていて、これは自分に言っているなと感じています。。

私も自分のペースで、向かうスピードを調節しながら進みます。



最後に、これは別のお客様に伝えたことのあるお話しです。

人の進む理由はいろいろあって「新しい環境を作り続けたい人」、「今いる環境を充実させたい人」で全く動きは違います。

立ち位置から後者は頑張っていないように見えやすいかもしれませんが、それは頑張っていないのではなくその人にとっての楽しいと思える方なのかもしれません。


人と生きているので、人の影響は受けると思いますが、それぞれのペース、それぞれの選択があることを忘れないでほしいなと思います。




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